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■メタボリックシンドロームとは?
「メタボリックシンドローム」という言葉は何度も耳にされていると思いますが、その意味はどの程度ご存知でしょうか?
内臓脂肪型肥満と、高血糖・高血圧・高脂血症の2つ以上を合併した状態を、メタボリックシンドロームといいます。
診断基準は、男性で腹囲85センチ以上、女性で腹囲90センチ以上であることが必須で、これに以下の3つの条件のうち、2つ以上に当てはまる場合、メタボリックシンドロームとされます。
・血糖値が110mg/dL以上である
・血圧が上130、下85以上である
・中性脂肪が150mg/dL以上、またはHDLc40mg/dL未満である
男性で腹囲85センチ以上、という基準値は厳しすぎるような気がします。
この診断基準に疑問を呈している専門家もいらっしゃるようですが、現在の日本での基準はこうなっています。
メタボリックシンドロームの状態になると、自覚症状のないままに動脈硬化などの合併症を発症する可能性が高くなります。
定期的にメタボ検診を受けたり、自分で腹囲を測ってみたりすることで、重篤な合併症を発症する前に、自分の体に迫っている危険をはっきりと数値で知り、何らかの手を打つことができます。
「メタボリック」という言葉のブームだけに終わらせず、自分の体の状態を知ったら、ちゃんと手を打って、健康な体を手に入れましょう!
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